第三病院
看護部長メッセージ

看護部長 小澤 かおり

 

看護部の特徴

当院は、ナイチンゲール看護論を基盤に据えて、病める人とそれを支える人々と共に、より健康な生活をつくり出し、社会の中でいきいきと過ごすことができるよう看護実践に取り組んでいます。また、地域の中で期待される、がん看護、認知症看護、周産期看護の強化、地域連携を深めております。

2026年1月に新病院を竣工する予定ですので、『最良の病院とは』と考えながら進んでいます。

私が大切にしているモット―

ナイチンゲールは、白衣の天使と呼ばれましたがそれを受けて「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である。」と述べました。人々には個別の苦しみや個別のもてる力があります。その双方に寄り添い伴走できる看護チームでありたいと思っています。また、私の入職当初から「転んでもただで起きるな」「木を見ず森をみよ」など、レジリエンス(しなやかに立ち上がる力)を鍛えられました。失敗しない人間はいません。レジリエンスについては、慈恵の伝統と共に伝えたいと考えています。

学生のみなさんへのメッセージ

今は、医療に携わることが、勇気と覚悟が必要な状況にあると思います。その様な中でも私たちは「これは患者さんにとってベストか」ということを問いかけます。常に、患者さんにとってより良いことを医療チーム全体で考えることができる組織であることを、誇りに思っています。また、医療者の安全を守る知識と技術により、確実な感染管理が行われています。こころとこころのふれあいを大切にし、患者さん・ご家族・医療チームの総力で、互いの持てる力を最大限に引き出せる。そんなチームの一員となってみませんか。

看護部長 小澤 かおり