柏病院
看護の現場から

柏病院看護部では、患者さんをトータルコーディネイトするPFMや、安心・安全な医療の提供を実践するためにチーム体制を取り入れた新人看護師支援体制が特徴です。

PFMの実践

柏病院では入退院をコーディネートするPFM(ペーシェント・フロー・マネジメント)システムを導入しています。PFMとは中央病床管理を行い、病床の効率的な運用を図り、 患者の流れをスムーズにするシステムです。入院前から患者さんが安心して医療を受けられるよう、一人ひとりの状況を身体的、社会的、精神的背景からしっかりと把握し、入院中はもちろん退院後も含めた一貫した支援を管理しています。つまり院内の連携はもちろん、地域とのつながりで、切れ目のない医療を提供するものです。
入院前、看護面談風景

 

パートナーシップマインドを取り入れたチーム体制

パートナーシップマインドを取り入れたチーム体制を実践しています。 パートナーは、対等・平等であり、持ち味・得意分野を生かしながら協力しあいます。 個人をパートナーが、パートナーをチームリーダーが、チーム内で補完していきます。

3つのパートナーシップマインド

自律・自助の心
他人の評価を気にしすぎず
状況を正しく判断する力

与える心
相手に求める心を捨て
与える心を育てること

複眼の心
さまざまな視点から見る
異なった目で見るからこそ気づける

ベッドサイドでの技の伝承

“常に相談する相手がいる” → 安心・安全な医療の提供

新人支援体制

~「つながり」をキーワードに~
新人看護師が人間としての豊かさを育みながら、心のこもった看護師の技を患者に届けられるよう、チームで育成する新モジュール看護体制となっています。

柏病院では、新人看護師へ看護実践、教育の現場でチームの先輩が支援します。また、チームの中から先輩看護師1人が新人看護師1人の担当となり心の支援をしています。