～地域との連携の中で実現する「その人らしさ」～

慈恵医大柏病院は、東葛地域やその周辺地域に貢献する基幹病院として、救急・がん診療など、様々な役割を担っています。地域の方々に「慈恵があるから安心」と思って頂ける医療・看護の提供に取り組んでおります。病息があっても、そのように生活を営むかは、一人ひとり個別のものです。その人の望む生活の実現を目標に、生活者としてのその人を見つめ、病院の中だけでなく、暮らしの場である地域との連携を大切に、実践を重ねています。

～ナイチンゲールの教えを実践に！～

F.ナイチンゲールは「病気ではなく、病人を看護せよ」また、「自分自身の五感によってとらえた、様々な印象について、行き届いたこころを向ける訓練された力-これが看護の必須条件」と述べています。五感を使った観察とその意味を考え、その人のもてる力が発揮できるための最善を追求すること。そして、その人のもてる力が発揮できたとき、チームみんなで喜びを共有することを大切にしています。

～これから仲間になるみなさまへ～

地域の中では高齢化が進み、医療チームの中で看護師の役割は、ますます大きくなっています。患者さんが抱える様々な困難を乗り超えるには、看護師だからできること、看護師が専門性をもってやらなければならないことがあります。実践では「相手の立場に立つ」こと、「確かな技術力」を持つことが大切です。チームの仲間とともに自分自身を成長させながら、看護の専門性を発揮していきませんか？ナイチンゲールの考えを基盤とした教育プログラムで学びを深め、たくさんの患者さんと出会いながら看護することの楽しさや喜びを一緒に得ていきましょう。教職員一同心よりお待ちしております。