専門看護師 | |||
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リエゾン精神看護 | 1名 | ||
認定看護師 | |||
救急看護 | 1名 | 集中ケア | 1名 |
小児救急看護 | 1名 | 腎不全看護 | 1名 |
心不全看護 | 1名 | 慢性呼吸器疾患看護 | 1名 |
がん薬物療法看護 | 2名 | 乳がん看護 | 2名 |
皮膚・排泄ケア | 2名 | 緩和ケア | 2名 |
感染管理 | 1名 | 認知症看護 | 1名 |
(2023年11月現在)
「がんと診断された時からの緩和ケア」を目指し、外来から入院、退院後の生活の中で患者とその家族が抱える苦痛に焦点を当て、安心して生活が送れるように身体的・精神的・社会的苦痛の緩和を支援しています。患者の思いに寄り添い、その人らしく生きることができるように、心理的ケア・意思決定支援などを、がん看護相談外来で実践しています。また、在宅での生活が安定するよう、地域の訪問看護師との連携を図っています。
生命の危機的状態にある患者様やそのご家族に対し、集中治療領域における質の高いケアが提供できるよう活動しています。集中治療の現場では、ニーズの多様化と治療環境の複雑化で、治療を受ける患者様、その治療に携わるスタッフ双方とも強い不安を抱えています。そこで、呼吸器ケアサポートチームなどの院内活動にも参加し、他の医療職種とも連携しながら「最良」な選択と治療が提供できるよう、日々実践とコーディネートを行っています。
抗がん剤治療を受ける患者さん・ご家族が、安心して治療に臨め、患者さんが治療中でも自分らしい生活を継続できるように、副作用への対処法、生活の調整、社会資源の活用、様々な心配事に対し、共に考えながら支援しています。
抗がん剤治療が日々進化・発展している中、常に新しい情報を把握しながら、社会でがんと共に生きる患者さんの支えになり、よりよい看護が提供できるよう活動しています。
乳がんと診断された患者さんの身体的・心理的・社会的な状態を捉え、診断後には看護面談を行い、患者さんとご家族の不安や治療選択の意思決定支援を行っています。乳がんの治療は外見の変化を伴うものがあります。治療中・治療後も自分らしく生活するために、副作用に対するセルフケア支援やウイッグやメイクに関すること、術後の補整下着、リンパ浮腫予防指導やセクシュアリティを含めた相談もお受けしています。
子どもの権利を尊重し、子どもの健やかな成長発達のため家族も含めた支援をしています。FASTチーム(family support team)に参画し、養育環境の悪さや、子ども虐待等の子どもと家族の抱える問題に対し、他職種と協同し安全と安心を考えたり、子どもが主体的に治療や検査、処置を受けられるように支援したり、子どもの発達段階と病態に応じた適切なトリアージを実施しています。家族とのコミュニケーションを大切にしながら、子どもとその家族の全体像を捉え、必要なことは何か考えながら看護することを心掛けています。そして、子ども達と家族の笑顔がやりがいにつながっています。
認知症の患者さんの目線になって、入院生活での困りごとをスタッフと共有し、安心した療養環境の提供ができるように支援します。患者さんの混乱による消耗を少なくし、心地よい排泄、食事、清潔、睡眠の提供に努め、生活の質の向上を目指します。常に、患者さんとの心の交流を大切に、笑顔のこぼれる交流を大切にしています。
患者・職員双方を、病院内で発生しうる感染症から守ることを基盤とし、平素から院内の感染症発生や薬剤耐性菌の検出状況をモニタリングし、感染対策リンクナースと共同しながら、拡大防止のための対策の検討・立案や、実施状況の確認を行っています。院内の基準策定や、日常的な感染対策に関するコンサルテーションの応需、突発的な感染症発生時の拡大防止策の立案、手術部位感染サーベイランス等を実施しています。
透析看護認定看護師は透析だけではなく、腎機能が低下した患者さんとそのご家族にとって最善な生活、治療が選択できるように支援しています。
患者さんは治らない病気と共に生きていかなければいけないため、段階に応じて様々な身体的、精神的、社会的苦痛に直面することがあります。患者さん、ご家族の生活、人生にお邪魔させていただき、どうすればよいかを一緒に考えながらより良い看護が提供できるよう活動しています。