入職からの最初の1年間は基礎教育をオリエンテーション期間と考え細やかな計画のもと、充実した「新人看護職員臨床研修」を行っています。
片山 紗織(2019年入職 12H病棟勤務)働く病院を選ぶ要件として、教育体制が整っていることは大事だと思います。その点で教育・研究・診療の機能を持つ大学病院は、その要件に合っていると思い選択しました。慈恵の新人研修では、技術的なことよりも、「看護とは何か」「患者さんの中に入っていくには」というような、看護について考えることが多いのが特徴だと思います。 |
伊良部 裕也(2019年入職 9E病棟勤務)定期的に行っている新人研修では、1年間を通してメンバーが決まっています。また研修前にはそれぞれ課題もあり、事前に知識を深めて研修に臨むことができます。一つ一つの研修の内容が現場ですぐに使える技術なので、とてもためになります。 |
対象を全人的に見つめて根拠に基づいた適切な看護実践ができる力を養います。
臨床で学ぶことの意味を理解し、よりよい看護実践者を育成する力を養います。
問題意識を持ち、看護チーム全体の問題解決や看護部の目標達成のために主体的にリーダーシップを発揮できる力を養っていきます。
プリセプターや新人看護師に対して意図的に適切な指導ができるように“教育担当者”の役割を理解するとともに、人材育成に必要な知識・技術・態度を修得していきます。 | 新人研修「いきいきナースをめざして」で作成したポスター |
エデュケーションナースとは
看護部門の新人看護師の教育方針に基づいて各部署で実施される新人看護師研修の企画運営を中心に行います。厚生労働省が平成21年度に提案した「新人看護職員ガイドライン」の“教育担当者”の役割を担います。
当院では、患者さんの安全を第一に考え、職種や年代の垣根を越え、良好なチームワークによる安全な病院を目指しています。医療安全推進室では、米国で作成されたTeamSTEPPS(チームステップス)にいち早く取り組み、医師や看護師だけでなく、全ての職員がTeamSTEPPS研修を受講し、チームワーク向上のためのスキルを学んでいます。