より良い看護実践を目指して私たちは、ナイチンゲール看護論を実践の基盤に据えて、「理論に導かれた看護実践」を目指しています。それは、看護師一人ひとりが「看護が何をする専門職なのか」「看護の力は何なのか」を理解し、共通の目的意識をもって看護を実践することで、より良い看護が提供できると考えています。 私が大切にしているモットー各現場で、看護に携わっている看護師と会話しながら看護場面を共有するようにしています。自身で実践をすることはほとんどなくなりましたが、看護を追体験することで、自身の実践力に磨きをかけ、先輩看護師として頼られる存在でありたいと思っています。 学生のみなさんへのメッセージナイチンゲールは、看護の仕事を「祝福された骨折り仕事」と言っています。自身の力を差し出しながら、患者がうまく生きていけるよう、より良い状態に整え、それを自分の喜びとする仕事、その積み重ねで私たちは育てられていると思います。患者のみならず、同じ志を持つ看護師との関りを通して、変化する自分(成長する自分)を実感してください。 |
看護部長 玉上 淳子