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慈恵では、ナイチンゲールの「看護とは、生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えること」という教えを基盤に看護を実践しています。助産師もこの考え に基づいて、胎児の健康な発育を促し、産婦が自ら生み出すことを助け、正常か異常かを根拠をもって予測し、適切な対応によって母と児の生命と安全を守りま す。そして、一人ひとりの生活に目を向け、新しい家族形成への支援ができる助産師を目指しています。
集合教育と現場教育をリンクさせながら、ラダーを指標にキャリアアップできる体制を整えています。新人1年目は、新人教育プログラムをベースに、看護師としての基礎つくりを行い、現場教育でプリセプターや先輩、医師の力を借りて助産師としての知識・技術を習得します。具体的には、褥婦ケア・ハイリスク妊娠・新生児ケア・分娩介助・NICU(希望者)などの周産期看護を、段階を追って習得していくとともに、疾患を持つ妊婦の看護も深めていきます。分娩介助は、ハイリスク分娩も含めて、プリセプターがともに行いながら知識・技術を確認したうえで、安心して自立できる体制をとっています。
2000年、日本で初めて大学内に「総合母子健康医療センター」を開設しました。
ハイリスクや合併症を持った妊婦の出産を多く受け入れています。
また、慈恵4病院の基幹病院として、母体搬送を積極的に受け入れています。
そして2020年、「慈恵医科大学附属母子医療センター」としてリニューアルしました。
母子をとりまく社会状況が変化し、妊娠・出産・子育てに関する医学的・社会的なリスクが増加傾向にある中、当センターでは安全・安心かつ高度な周産期医療を提供できるスタッフと設備を有しています。
附属病院(本院)ならではの、助産師育成計画はこちらをご覧ください。
※本院では、多様化する産科領域の実践能力を更に高めていく目的で、産科病棟以外への初年度配属も育成計画に取り入れております。
詳細は、就職説明会やインターンシップ等で直接ご確認ください。
なお、第三病院・柏病院は産科病棟への配属/葛飾医療センターの産科は他科との混合病棟になっています。
産科病棟と一般病棟の混合病棟で構成されていて、看護師と助産師が協働して産科の領域を担当します。同フロアに小児病棟もあり、GCUとの連携や、小児科の医師・看護師ともすぐに連携できる環境にあります。
当院では、地域密着型の医療を提供しています。母乳育児を推進し、妊娠中から産後の母乳確立までをていねいに支援するほか、乳腺外来では他院で出産したお母さんを受け入れるなど、地域で安心して子育てができるよう支援しています。
当院では、千葉県東葛北部地域の母子搬送を受け入れ、小児科と連携を取りながら、生命を育むことに力を入れています。助産師外来や母乳外来などで助産師が主体となって支援できる環境で、やりがいも大きいです。