建学の精神『病気を診ずして病人を診よ』という言葉を初めて目にした時、自分のなりたい看護師像が自然と頭に浮かび、シンプルでありながら大きな意味を込めているこの言葉に強く魅かれました。
そしてこの理念の元で、自分の看護観を磨き、看護師として成長したいと思い当院への入職を決めました。
大学病院ということもあり、急性期からターミナルの患者さん、年齢や生活背景が全く異なる患者さんも多くいらっしゃいます。
時には看護の方向性に悩むこともありますが、どんな時でも患者さんをひとりの人間として捉え、今まで生きてきた人生や価値観を尊重し、そのひとらしさを大事にした看護をするよう意識しています。
また、悩んだ時に自分一人ではなく病棟の仲間や他の医療チームと相談し、みんなで一人の患者さんを支援できる環境があります。
皆さんもやりがいを感じながら一緒に働きましょう!(2023年記)
私が所属する手術室では「患者に寄り添った看護を提供し、患者が望んだ結果になるように整えられる」を目標に掲げ、患者さんにとっての最善を尽くせるよう看護を実践しています。
手術を受ける患者は新生児から高齢者まで様々です。患者・家族がどのような思いで手術を選択したのか、どんな手術後の回復イメージを描いているのか、望む結果とは何かを考えながら、患者が手術を乗り越えていけるよう真摯に向き合い、全力で支援していく事を大切にしています。
私たちと一緒に看護の楽しさを感じながら働きましょう。(2021年記)
私は外科病棟に所属しております。
外科病棟は状態の変化が起きやすいため、タイムリーなアセスメントが必要とされますが、私は病気と向き合いながら治療を受ける患者様の精神的不安を軽減できるように日々看護をしています。
また葛飾医療センターではPFM(ペーシェントフローマネジメント)が導入されており、患者様の生活背景やご家族の不安を理解しながら、多職種と連携して患者家族にとってベストな生活方法を提供できるようにしています。
病棟スタッフ、多職種と協力し合って患者様の生活を整えられた時は、やりがいを感じます。
今年度はエデュケーションナースとして、1年目看護師と日々看護に取り組みながら、共に学んでいます。
その中で大変なこともありますが、病棟の仲間や他職種のスタッフと協力することで、充実した日々を送れています。とても良い環境だと思います。
ぜひ一緒に働きましょう。(2021年記)
私は集中治療室に勤務しています。
集中治療室には生命が危機的状態であり、24時間体制での治療やモニタリングなど、より集中的な医療を必要としている患者さんが生活されています。
人工呼吸器の装着などでコミュニケーションが難しいことや、苦痛を伴う処置を余儀なくされることもあり、患者さんにとって緊張や不安が多い環境です。
患者さんに最も近い存在として思いを汲み取り、少しでも緊張や不安が和らぐような関りを意識しています。
患者さんの命を預かっているため、看護師にとっても緊張感の高い現場であり、1年目の頃は環境に慣れることや日々の業務を覚えることに必死でした。
不安でいっぱいの日々を支えてくれたのはエデュケーションやプリセプターの先輩方です。
忙しい中でも患者さんへの看護について一緒に考えたり、身近な相談相手としてたくさん支えていただきました。
今ではプリセプターとして1年目を支え指導する立場となり、サポートする中で新たに学ぶことも多く、1年目とともに日々成長していると思います。
最初は分からないことだらけで不安も大きいかと思いますが、成長を実感できる環境で是非一緒に働きましょう!(2021年記)
私たちは、患者さんの生きてきた過程や今後の目標、生きる希望を大切に日々看護しています。
超高齢化の今、第三病院では高齢者看護をより身近で学ぶことができ、患者さんの人生を考える特別な機会がとても多いです。
そのため、看護に大切な相手の心に寄り添う技術が身に付き、スタッフ同士で患者さんのことについて語り合う時間がとても充実しています。
私が働く婦人科病棟では、高齢者だけでなく若い年齢で手術や治療を受ける同性の患者さんも多いです。
同じ目線に立ち心に寄り添うことがとても需要であり難しくも感じ、スタッフ同士で助け合いながら看護をしています。
皆さんも是非私たちと看護を語り合い、一緒に成長していきましょう。(2021年記)
私は内科病棟で勤務をしています。病気の告知を受けてすぐの方や、緩和ケアが必要な方、長期に渡り治療している患者さんが多くご入院されています。
入院生活は人生の一部でしかないですが、患者さんが前向きに治療に取り組みその後の人生をその人らしく送れるように、どんな看護が患者さんの人生を応援できるのかと日々奮闘しています。
看護は一人では完遂できるものではなく、病棟スタッフや多職種との協力が必要です。
病棟では先輩後輩関係なく、スタッフの強みを活かしながら密にコミュニケーションが図れるような取り組みをしています。是非一緒に楽しく仕事をしましょう。(2021年記)
約15年前に九州の看護学校を卒業後上京し、土地勘もなく不安な中、必死で日々過ごしていました。しかし、いつも傍で見守ってくれるプリセプターや、苦楽を共に乗り超える同期が沢山おり、厳しくも温かい指導をしてくれる上司や先輩が常にいて支えてくれました。様々な研修は、自分の看護スキルが向上し、ステップアップしていることが実感できます。終末期患者の意思決定支援においては、患者・家族の「家に帰りたい。」を叶えるため、多職種で協力し合い実現することができた時は、本当に嬉しく感じました。このように、看護の醍醐味を味わいながら、今では2人の子どもを育てながら楽しく働いています。
ICUには、重篤な症状を表した継続的に全身の状態管理が必要な患者さんや、手術後に高度な状態管理が必要な患者さんなど、急性期の重症患者さんが入院されています。患者さんの命を預かっていることに日々不安と緊張はありますが、先輩・後輩のチーム全員で患者さんの回復をサポートできるため、とてもやりがいのある現場となっています。
また、「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神をもとに、患者さんの心に寄り添うことを大切にしています。心に寄り添い、不安を共有しながら、回復に向かう患者さんからの感謝のお言葉は何よりも励みになります。患者さんと共に疾患と闘う白衣の天使(戦士)の仲間になりませんか?